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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

東京市場は新たな上昇トレンド入りか。

  

米国経済はこれだけ急激な利上げを続けて来たにもかかわらず、驚くほどの強さであります。コロナ禍による手厚い給付金もそろそろ底が見えていると思われますし、学生ローンの返済も始まっており、直近ではカードローンの延滞率も上昇しているようです。

 

ただその分雇用関係の指標は変わらず強い数値が報告されており、仕事があるから消費は堅調という構図が窺われます。米国人は買い物が好きですね、民族的なものと思われますが、割と後先考えずに好きなものに消費を向ける傾向があるようです。

 

その辺りが本質的に日本人とは異なるらしく、やはり経済の中心はどうあがいても米国であることに変わりないようです。マクロでは今日の消費者物価指数(CPI)と、これから始まるミクロの決算発表が注目材料でありますが、意外と強い展開が続きそうです。

 

東京市場では昨年6月から抜け切れず揉んでいた33000円台を抜けてまいりました。テクニカル的には新たな上昇トレンドを想定できる展開となってまいりましたが、昨日はSQの週らしく先物市場に大きな資金が動いておりました。

 

「ファストリ」、「任天堂」、「キーエンス」、この3銘柄の日経平均寄与度は見事なものでした。先週までの半導体という材料に資金が集まっていた経緯とは若干異なることから、ここからの先物に絡む値嵩株には注意が必要かと存じます。

 

今年のアナリストの日経平均見通しはだいぶ強気なものも示されておりますが、バリュエーションから見ても納得の行くものが見られます。PERで見ても企業の1株利益から算出し控えめに見ても37000円前後、米国並みに見れば4万円です。

 

更に東証の改革1丁目のPBRでは世界平均(2.79倍)で見れば日経平均は7万円に届きます。因みに米国並みの4.67倍では10万円を優に超えてまいります。

 

強気で良いと思います。ただ株価の上げ下げはタイミングです。押し目噴き値を上手に捉えていただければ投資成果は格段に上がります。

 

 

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