このコーナーで度々、お話をしているように「株価は波」であり、その波は「山高ければ谷深し」なのです。
5月中旬以降、乱高下が激しく見通しを立て難い東京市場ですが、現在は第一ステージから第二ステージへの移行の過渡的局面との見方に変わりはありません。
高値から20%程度の下押しは、小泉郵政相場時とほぼ同じ調整幅であり、ここからは中勢上昇第二波への対応が今後の儲けを左右します。
相場の先行きに対して強気でいられるのは、株高三点セットである「円安→株高」「異次元の金融緩和」「アベノミクスによるデフレ脱却期待」は全く変わっておらず、加えて「海外投資家の日本株買い」も基本的に変化はありません。
株価が急落した5月第4週の海外投資家の売り越しは僅か44億円で、波乱要因と云われた先物も418億円の売り越しでしかないのです。
大幅売り越しの主役は、『信託銀行』で、5月第3週には2513億円、第4週には4658億円もの売り越しで、これが日本株急落の根本的原因であったとも云えるのです。
好業績で再び割安となってきた日本株のファンダメンタルズは魅力的で、世界中の投資家の歓心を呼び込むでしょう。
CMではありませんが、株を買うなら「今でしょう」。
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