富士山が世界文化遺産として登録されたことで、車やバスなどで行ける5合目周辺に、日帰り観光客を対象とした新たな散策路を整備することが決まりました。
新たな散策路は、富士吉田口(山梨県)と須走口(静岡県)を起点とする2コースで、いずれも歩道を整え、案内板なども設置します。
富士吉田口では1時間半ほどで富士山頂や西側斜面に広がる「大沢崩れ」を眺望できるようにし、須走口では東側斜面の小富士まで森林散策ができるコースを作ります。これら散策路の整備は数年かけて進めていくようです。
環境省によると、富士山では山頂に向かう登山者が年間約30万人いますが、5合目を訪れる観光客は年間約250万人に達します。
散策路の整備は、日帰り観光客のために、5合目周辺で気楽にハイキングを楽しめるようにする狙いがあり、千円札の絵柄のモデルになった山梨県身延町など富士山の眺望を楽しめる十数か所に展望施設を作ります。
また、し尿を垂れ流しにしない環境配慮型山岳トイレなども充実させ、観光客増加に対応します。
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