先月の為替市場は約1か月間で5円以上の円安となり、6年ぶりに110円台を示現しました。
しかし、東京市場は今までのように円安→株高という極端な図式にはならず、「適度な為替レベルと株価レベルを成長戦略及び金融政策で調整する」という過熱感を起こさせない展開となっております。
一方、臨時国会での安倍首相の所信表明演説は、野党には「地方物産展のようだ」と揶揄されましたが、その内容の中身にこれからの株式市場のキーワードを見つけることができます。
最大のテーマはズバリ、「地方」と「女性」、さらに「規制改革」、「インフラ整備」となります。そして、これらにとって重要なのが、第6次産業としての“農業”、さらに“東京五輪”、“燃料電池”、“ロボット”、“バイオテクノロジー”となります。
元来、株式市場は何事も先取る習性があり、安倍首相が強調する「経済最優先」の有言実行のタイミングを見計らっております。
早いもので、今年も残り2か月余りです。
「年の終わり良ければすべて良し」―今年の株式市場はこの格言が当てはまると確信しております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!
“必中銘柄”を用意してお待ち致しております。