相場変動が激しくなると「上がれば強気」「下がれば弱気」の相場観が台頭します。下落の渦中で弱気になり、上昇のさなかに超強気になりがちです。
相場のタイミングやリズムと云った「相場の波」を捉えられれば一番良いのですが、その術たるものはそう簡単に会得できるものではありません。
弱気論は賢く聞こえ、強気論は愚かしげに聞こえがちですが、賢いシナリオが常に勝つわけでもなく、愚かな筋書きが常に負けるわけでもありません。
不安材料をこれでもかこれでもかとアレコレ理屈をこねず、もっと単純に「安くなったから買う」「上がったから売る」を実行した方が投資パフォーマンスは上がるものです。
さて、10月に入ると同時に世界の金融市場が一気に荒れ模様になってきました。欧米の株式市場は年初からの上昇分をほぼ帳消し、日本株も昨年末比10%前後のマイナスとなっています。
しかし、日本株に限れば、株高を好循環の基点に据えるアベノミクスに変更はありません。ここからは、冷静に安値を狙う局面でしょう。
尚、本日18日は、只今より午後2時まで投資相談並びに入会受付を行いますので、株式のことなら何なりとお気軽にお問い合わせ下さい。