「投資家にとって最大の敵は無知、欲、そして恐怖と希望の感情である。」―米国で希代な投資家として活躍したジェシー・リバモア氏が残した名言です。
私たちが実際に投資するときには、そのときの経済状況や企業の事業展開や業績などを十分に知ることが重要です。しかし、十分に知ったとしてもそれだけで常に利益を上げられるわけではありません。
それは、相場が理論通り動かないことが多々あるからです。
市場は人々の心理によって振り回されることがあり、個々の投資家はそうした市場の動きに幻惑されてしまうのです。
今年の7月以降、株式市場はまさに嵐のような大荒れの展開となりました。この嵐の相場こそ、“心の投資術”が重要になってきます。
一般的に個人投資家は経済の状況よりもそのときの“勢い”に沿った行動を取りやすいものです。例えば、今回のように中国の株式市場に変調が生じると、一斉にリスクオフになだれ込むため、世界の主要株式が必要以上に売り込まれてしまうのです。
この嵐のときこそ、投資家は心を穏やかにして、一層冷静になり、他の投資家の心理状況を考えて見るようにして下さい。株価がオーバーシュートするのであれば、売られ過ぎたところで、安値を買い戻すこともできます。
「売られ過ぎを丹念に拾う」という投資行動は、相場巧者の得意技ですが、今の相場にピッタリの手法でもあり、今こそ実践するときでしょう。
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