人工知能(AI)やビッグデータ、様々なモノがインターネットにつながる「IoT」など、最新の情報通信技術(ICT)が経済の仕組みを大きく変えつつあります。
AIが2045年に人間の脳を上回るという「シンギュラリティー(技術的特異点)」が話題になりましたが、それを思わせる出来事もありました。
米グーグルが開発したAIの「アルファ碁」がトッププロの棋士に勝ったことです。チェスの名人がコンピューターに敗れたのが1997年、将棋は数年前でした。
チェスは10の120乗、将棋は220乗、囲碁は360乗の手があるそうで、囲碁で敗れるには10年近くかかると云われていましたが、AIの学習機能が短縮しました。
このAIの力を農業や医療など様々な分野に応用することで、ビジネスモデルを変える動きを欧米では「デジタルトランスフォーメーション」と呼んでいます。大量のデータを共有できるクラウドの広がりがそれを後押ししています。
そこで重要なのがセキュリティーやプライバシー保護です。IoTも安全が保たれなければ、利用は進みません。
関連株を物色する動きが一層強まりそうです。
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