人間とのやりとりを通して学習し、自分で仮説を立てる「人工知能(AI)」がメキメキと頭角を現してきています。
一例を挙げれば、米IBMの人工知能「ワトソン」は、顧客とオペレーターの会話内容を自動認識し、必要に応じてオペレーターのパソコン画面に情報を提供します。オペレーターはその画面を見ながら、顧客とのやりとりを行います。
株の世界でも人工知能は活躍しています。現在、人工知能による高速トレードは全取引の90%近くを占めていますが、人間がチンタラな売買をしても負けは目に見えています。
また、社員の給料を人工知能に決めさせているIT企業もあります。働きや業績を判断して、給料を決めているようですが、近い将来、昇進やリストラを判断する日もやって来るでしょう。
さらに、人工知能に感情を入れる技術も急ピッチで進んでいます。人間同士のような会話を可能にするもので、音声の韻律を解析し、会話の“間”や“抑揚”を付けて会話をします。時には、軽いジョークまで返してくれます。
グーグルの自動運転車のように、既に人工知能は我々の生活に食い込んで来ております。その技術進歩のスピードは驚異的で、10年数年後には世界中がガラリ一変した世の中になっているのは間違いないでしょう。
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