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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

伝説の投資家から学びましょう

 

逆張りで20世紀に活躍した有名な投資家、ジョン・テンプルトン氏の名言と云えば、「強気相場は悲観のもとで生まれ、懐疑のなかで育ち、楽観と共に成熟し、熱狂と共に消えていく。最も悲観的なときが買い時であり、最も楽観的な時が売り時だ」です。

 

実際の企業価値よりも割安に放置されている掘り出し物を見つけ、かつ市場全体が悲観で覆われている時に投資することで、大きな果実を得るのです。

 

2次世界大戦が起きた1939年、米国は不況にあえぎ、株価は大きく下落し、市場は悲観一色となっていました。

 

しかしテンプルトン氏は戦争勃発の知らせを聞くと、ほかの投資家がみなパニックに陥っていたとき、同氏はNYSE(ニューヨーク証券取引所)で1ドル以下で取引されていた104銘柄を買い込み、ほとんどすべての株式で利益を上げました。

 

米国が欧州への物資供給を担い、戦争による好況で非効率な企業も復活すると推測したのです。1万ドルの投資金額は4万ドルにまで増えましたが、最も悲観的な状況で投資しただけでなく、多くの銘柄に「分散」投資したことも見逃せません。

 

そして、同氏は「自らの投資スタイルを貫くには最高の精神的強靭性は必要になる」とも語っています。市場全体が悲観に覆われており、周りの投資家がなり振り構わず、売っている時に真逆の投資行動を取るため、精神的プレッシャーは計り知れません。

 

売りが売りを呼ぶような悲観一色のタイミングでの逆張り投資がいかに難しいかがうかがえます。

 

また、同氏は「下げ相場は長続きしない」「株式市場で“お買い得”な物を買おうと思えば、みんなが売ろうとしているものを買う以外にない」「弱気相場が稼ぎ時と考えるべきだ」としています。

 

我々も伝説の投資家から学び、株式投資を生活の一部としたいですね。

当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!