金融とテクノロジーを融合させたフィンテックが急速に進展しています。スタートアップ企業の参入が相次いでおり、IT(情報技術)や独自ノウハウを武器に金融業界に新風を吹き込んでいます。
5月の銀行法改正で、フィンテック企業への出資制限が緩和されたのも追い風です。法改正を号砲に各社の開発競争は激しさを増しています。
仮想通貨「ビットコイン」を売買する国内最大の取引所を運営するのがビットフライヤー(東京・港区)です。
取引所は複数ありますが、同社はプロの投資家向けに損益やリスクをリアルタイムで管理できるシステムを提供します。現在の理由者数は23万人を超え、月間売買高は700億円です。
仮想通貨はスマートフォン(スマホ)を使って手軽に第三者に送金したり、インターネットで買い物したりできます。
これを支えるのが「ブロックチェーン」と呼ばれる分散型台帳技術です。高価なコンピューターでなくてもシステムを構築できます。
資産運用の分野で注目されるのが「ロボットアドバイサー」というプログラムです。独自のプログラムで、個人に応じたポートフォリオ(資産配分)を提案し、世界の上場投資信託(ETF)で運用します。
9月20日・21日には東京・丸の内の丸ビルホールで、グローバルイベント「フィンテック・サミット」が開催されます。興味のある方は、来場してみては如何ですか。
フィンテック関連に注目!
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!