テクノロジー業界の「ネクスト・ビッグシング(次の大潮流)」は「ボット」だと云われています。
ボットとは「ロボット」の略称ですが、形のある物理的なロボットではなく、オンラインでユーザーとのやりとりを「自動化」する仕組みです。ブラウザーやチャットの中に組み込まれ、大方ユーザーと自然言語でやりとりができる人工知能が後ろに控えています。
このボット、昨今のAI技術の進歩によって音声による入力も可能になるなど、機能的にも大きな進化を遂げており、まるで人格を持つかのような性格付けもされています。
企業が、顧客にボットによるサービスを提供したい場合、チャットアプリのプラットフォームを利用して、自社のサービスを構築します。ユーザーは、そのチャットアプリを開いて各社のボットを呼び出し、そこでショッピングをしたり、最新のニュースを見たり、映画の主人公とやりとりしたりします。
ボットは注目されている理由は、ユーザーにとって利用が簡単だからです。電話やメールに代わって、人々のコミュニケーションになっているインスタントメッセージ(チャット)の伸びの勢いはすざましいばかりです。
今後、銀行の振込み、レストランの予約、出前の注文、航空券の手配など、現在自分らがアプリやブラウザーでやっている大抵のことが、ボット化される可能性があります。
各社がどのような手に出るか、ボット戦争は始まったばかりです。
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