サイバー攻撃が世界で猛威を振るっています。2015年に作られたマルウエア(不正ソフト)は前年より28%多い3億4700万種に上り、これは毎日100万近い新たな脅威が生み出される計算です。
攻撃の手口も巧妙化が進んでいます。特に目立つのが標的型と呼ばれる手法です。狙った対象にウイルス添付のメールを執拗に送るなどして情報を盗みます。
奪われる情報は様々です。
クレジットカード番号などヤミ市場で取引され、すぐに経済的利益を得られるものに加え、最近は社会保障番号や医療記録などの漏洩が多くなっています。昨年6月に明らかになった日本年金機構への攻撃では、氏名のほか、基礎年金番号、生年月日など125万件が流失しました。
では、攻撃者はなぜ個人情報を狙うのでしょうか?
人々の行動や人脈を知り、国家や企業の重要機密を得る糸口にするという見方が有力です。テロに使われる懸念もあります。
厄介なのは、システムに侵入されても気づきにくいことです。ある調査によれば、攻撃の発覚までの日数は平均200日以上で、知った時には大量の情報を持ち出された後という例が珍しくありません。
絶対安全なシステムは作れません。
ネットワークを守るための必要な3カ条としては
1.サイバー攻撃の手口を知っておくこと
2.感染したかも?と思ったらすぐに報告する。
3.使用ソフトを常にアップデートすることです。
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