地球が誕生した約45億5000年前、地球の自転のスピードは今よりはるかに早く、1日5時間(すなわち、地球の1日は5時間、月との距離は約2万キロ)だったと考えられています。
定説によれば、その回転にブレーキをかけているのが、月の引力だと云います。地球には月の潮汐力が働いて、潮の干満が起きるのです。潮汐力で月に向いた方向及びその反対側の海面は膨らむため、膨らんだ海面部分に潮汐力が自転と逆方向に働き、自転にブレーキをかけるのです。
「お月様よ、もっとがんばれ」と思う人はよほど充実した人生をおくられている人でしょう。「時は金なり」とは云いますが、時計メーカーS社の調査でビックリの数字が出ています。
子供たちの感じる時間への価値が大きく下落しました。1時間をいくらで買うか、小4〜6年に聞いたところ、平均金額が409円でした。2001年の同じ調査では1294円だったので、3分の1以下に落ち込みました。
昨今の経済につられてデフレ化したのでしょうか、少し考えてしまいます。それにしても409円とは…。もっとやりがいのあることに時間を使っていただきたくて、この話題を取り上げた次第です。
因みに地球の1日はわずかずつ長くなっており、月は年に約3.8センチメートルの速度で離れています。約10億年後、地球の自転のスピードは約31時間(地球の1日は31時間)、月との距離は約41万キロまで遠ざかるそうです。
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