15年2月まで日経平均とNYダウは絶対値で大台が同じでした。しかし、今ではその後の円高で1万6000円台、1万8000ドルと格差が出来ています。
先行きはシナリオ通り円安トレンドに入れば、この差は年内に大きく縮小するのではないでしょうか。
日本は今後、景気対策、金融政策の両方が揃い、政策面での支えが出てきます。そのため、弊社では9月が世界経済の成長率が下げ止まる転換点と見ております。
安倍政権の経済政策の主軸はすでに金融政策から財政政策に移行しています。9月13日に開かれる臨時国会は「経済」が最優先される見込みであり、いわばアベノミクス第3ラウンドの号砲となるでしょう。
大型の経済対策を盛る今年度第2次補正予算、TPP(環太平洋経済連携協定)承認案・関連法案、消費税再延期法案の成立を目指します。
9月20日には日銀金融政策決定会合もあり、物価動向・政策効果を検証することになります。
このように安倍政権は何が何でも日本経済を立て直す構えです。日経平均は2月と6月にダブル底(共に1万4952円)をつけて下値を確認済みであり、日本株が再び長期の上昇トレンドに入るのは間違いないでしょう。
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