日本国が、米国海軍で開発が進められているレールガン(電磁加速砲)の研究開発を本格的に取り掛かる方針であることが先日、分かりました。平成29年度予算案の防衛省の概算要求に関連経費を盛り込みます。
米政府はレールガンを“次の次の世代”の中心的な革新的技術と位置付けており、日本としても独自に研究開発を行う必要があると判断しました。
米国海軍が開発を進めているレールガンは、1分間に10発発射することができ、時速約7240キロの速度で射程は約200キロ、対地・対空・対艦すべてに軍事的利用ができ、ミサイル防衛でも中心的役割を担うことが期待されています。
火砲やミサイルと比べても1発当たりのコストも安く、北朝鮮などの弾道ミサイルを無力化できる可能性もあり、米国海軍研究局は戦争の様相を決定的に変える「ゲームチェンジャー」と位置付けています。
レールガンが米軍に実戦配備されるのは数年後から10年前後とされますが、日本の自衛隊に導入するには米国側の技術協力を仰がなければなりません。
日本側にある程度の技術の蓄積が無ければ、その技術も生かせないため、独自の研究開発を進めることが必要不可欠との判断からでしょう。
レールガン(防衛関連)に注目!
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