昨今、外国人旅行者の関心が高まっている都道府県はどこでしょうか?
日本の大手旅行口コミサイトの調査では、2015年度の増加率が最も高かったのが59%増の「石川県」でした。北陸新幹線が開業したほか、日本三名園の一つの兼六園などの評価が高かったようです。
2位は54%増の「茨城県」で、高さ120メートルの牛久大仏が人気を集めたようで、3位には47%増の「富山県」が入りました。
日本では東京五輪開催が決まった2013年以降、ビザ(査証)発給要件緩和などもあって外国人客数は急増しています。
これまで訪日外国人は東京、大阪、京都などを巡る“ゴールデンルート”を訪れるケースが多かったのですが、リピーターが増えたことで地方への関心が急速に高まっています。外国人が日本各地にもっと足を伸ばすようになれば、地方経済の活性化にもつながります。
不足しているホテルの建設や民泊推進などによって受け入れ体制を整え「20年に外国人客数4000万人」という政府目標を達成できれば、経済全体の押し上げも期待できます。
五輪による注目度の向上は、観光産業以外にもプラスに働きます。英国は五輪開催のタイミングで世界的な企業の経営者らを集めた大規模なビジネスイベントを開催し、その効果で対英投資の拡大など2兆円を超える経済効果を生み出しました。
日本も東京五輪のタイミングでも同様のイベントを開催し、海外企業などに日本を売り込む戦略を取るべきでしょう。
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