人工知能(AI)やロボットなど次世代の技術で新たな事業やサービスを生み出す「第4次産業革命」。
第4次産業革命は、人工知能(AI)やあらゆるものをインターネットでつなぐ「IoT」、ロボットなど自動化技術を組み合わせて生み出すものです。
「第1次」は18世紀の蒸気機関車、「第2次」は19世紀の電力の活用、「第3次」は20世紀後半のコンピューターの普及とされ、「第4次」で、産業の高度化が加速します。
過去の産業革命でも人の仕事が機械に置き換わりましたが、「第4次」の衝撃は一段と大きくなる可能性があります。AIやロボットによる自動化などで、2030年度の雇用は今より735万人減少すると見られていますが、構造改革で新たな雇用が生まれれば、雇用減は161万人減にとどまるとの分析もあります。
AIやIoT(モノのインターネット)やロボットなどへの対応を話し合う有識者会合が先日開かれ、AIなどが人間に置き換わる職種の分析やその雇用などの試算が行われました。
「現状放置」のシナリオでは、スーパーのレジ係や製造ラインの工員といった仕事はAIやロボットに置き換わるため、低賃金の一部職種を除いて軒並み雇用が減り、30年度の雇用者数は15年度から1割超減ると予測しました。
一方、人材育成に力を入れたり、成長分野に労働力を移動させたりする「変革シナリオ」では、付加価値の高いサービス業などが成長し、雇用減を補う高所得の仕事が増えると分析され、2%の実質成長率も達成できるとしました。
第4次産業革命は「AI」と「IoT」がカギとなるのは間違いないでしょう。
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