10数年先には、ロボット医師が問診し、自ら手術を行い、ロボット看護師が術後の面倒を見る世界が実現すると考えられています。
人工知能の良い点は、人間と違って忘れず、うっかり間違えもなく、ヘンな先入観を持たないところです。
人工知能ではありませんが、すでにCTや超音波検査の判断はコンピューターが行っております。もはや医療とロボットは切っても切れない関係なのです。
現在、人工知能の研究はIBMを筆頭に、Google、マイクロソフト、Amazonなどが積極的な投資をしていますが、これらの企業が目指すのは、掃除ロボットや調理ロボットではなく、本丸は人間の健康や寿命をコントロールすることにあります。
日本ではまだ法律的な制約がありますが、米国では医師の処方箋に基づき人工知能を持ったロボットが薬剤を調剤しています。そして、何よりも凄いのが、経験を積むほど賢くなる以外に、疲れを知らず、人件費も人間を雇うより大幅に安いことです。
人工知能は遺伝子解析が得意で、がんになる確立などを割り出し、病気になる前に治療を施すこともできます。米国の人気女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが乳がん予防のために両乳房を切除というニュースは未だ記憶に新しい出来事です。
近未来の日本の家庭には、医療知識を持った人工知能付きのロボットがいて、そのロボットが朝起きたら血圧などから判断し、体調に合わせた朝食を調理する。簡単な治療ならその場で行う。そんな世界が迫っているのです。
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