ユーロ相場に下落長期化の兆しが出ています。ドル独歩高や欧州中央銀行の量的緩和延長によるユーロ安を底流として、イタリアの銀行債権問題の不透明感が強まり、ユーロ売りが続いています。
当社のこのコーナーでも2015年11月9日と2016年4月19日にいずれ、ユーロは限りなく1ユーロ=1ドルの「パリティ(等価)」に進むと予測しましたが、まさにそれが現実になりそうです。
ユーロ相場が昨年末には一時1ユーロ=1.0352ドル近辺と03年の1月以来およそ14年ぶりのユーロ安・ドル高を付けています。
テクニカル分析でもユーロの下落長期化の兆候が見えます。移動平均線に値動きのばらつきを示す「標準偏差(シグマ9)を足し引きする「ボリンジャーバンド」で、52週移動平均線ではユーロ相場は約95%の確率で値動きの幅が収まる「2シグマ」を下に突き抜けています。
当社は外為のプロではないので強気な見通しは立てませんが、FX好きな方の参考になればと思い…。
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