昨年も何度か、このコーナーでお話を致しましたが、2017年はバーチャルリアリティー(VR=仮想現実)が街中にあふれ始める年となるでしょう。
VRはヘッドマウントディスプレー(HMD)と呼ぶ専用端末を頭に装着してリアリティーにあふれる仮想の世界を楽しみます。まるで、ゲームや映画の世界に入り込んだ感覚です。
さらに今ではゲームの世界だけでなく、家づくりやスポーツ観戦、医療など幅広い分野で応用が進んでいます。
例えば、住宅購入の際、施主が設計中の完成前の家の中を「自由気まま」に歩いて、VR上の新居でテーブルや家具の配置を試したり、「2階から吹き抜けを見下ろした見晴らしはどうか」「キッチンから居間を見渡せるか」などが確認できます。
スポーツ観戦などでも、例えばサッカーならHMDを装着し、好きな視点に移動してゴールシーンなどが楽しめます。ゴールを決めた選手の視点になってみたり、ゴール裏でキーパーになりきってみたりと、試合をより一層楽しめます。2020年の東京五輪では、こういった楽しみ方がメインとなるでしょう。
VRとよく似た技術に拡張現実(AR)があります。現実世界に映像を重ねて表示する技術で、例えば、がん手術を前にした執刀医の手順を確認したり、平面モニターの3Dデータでは分かりづらいところまで見えるなど、医療に画期的な進歩を及ぼしています。
何十年も前にあったSF映画の世界が、いま現実になろうとしているのです。
「VR」「AR」関連株は株式市場でも面白い存在です。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを随時承っております。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!