各地で食中毒が相次ぎ、保育園や高齢者福祉施設が警戒を強めています。埼玉県と群馬県では今月、惣菜店で購入したポテトサラダを食べた12人がO—157に感染し、5歳の女児が一時重体になりました。感染者は例年を上回るペースが続いております。
O—157などの食中毒を完全に防ぐ方法はありません。しかし、ある程度の予防なら可能です。それはズバリ納豆(菌)なのです。
今から21年前の1996年に岐阜市内の小学校でO—157の集団感染がありました。その時に岐阜市が児童の生活行動を調査したところ、発酵食品や乳酸菌のうち、みそ汁やヨーグルトに予防効果は認められませんでしたが、「納豆」については腹痛や下痢、嘔吐などの腸炎症状が出た児童にハッキリとした差が出ました。
具体的には「納豆を食べない児童」の腸炎発症率は21.1%でしたが、「週3回以上食べる児童」は7.5%しか発症しませんでした。
江戸時代の書物「本朝食鑑」で納豆の解毒作用が解説されていますが、体内の免疫細胞が細胞内に納豆菌を取り込んで免疫機能をパワーアップさせているようです。
当然ながら、納豆メーカーでも研究は進んでいます。業界最大手のタカノフーズは、2000種類以上ある納豆菌の中でも、免疫効果は他の1.5倍ほどあると云われるスーパー納豆菌「S—903」入りの納豆を今年2月から発売しております。この納豆菌には鼻水を抑える効果や花粉症緩和効果も認められています。
価格は他製品に比べ1.5倍ほどするようですが、この蒸し暑い時期、最強の納豆菌を試してみる価値はあるかも知れませんね。
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