夏のこの時期、悲しいことに車中に残された小さな子供が熱中症で亡くなったという死亡事故がなくなりません。
先月も母親がパチンコ中に置き去りにされた生後数か月の赤ちゃんが亡くなったという悲痛な事件がありましたが、真夏の炎天下ではわずかな時間でも侮らないで下さい。
日中の気温が35度の車中の温度は60度近くに達し、ダッシュボードでも75度前後に上ります。まさしく命に関わるレベルなのです。
エアコンを停止してからわずか15分足らずで、熱中症指数が危険レベルに達することが実験でわかっております。
通常、コンビニの平均滞在時間は2〜3分程度ですが、スーパーでは20分を超えることが多く、子供が寝ているからと云って車中に残すのは短時間であっても危険です。
車内の温度を上げないための小道具で一時よく見かけたのが「サンシェード」。厚紙を折りたたんであるアレです。しかし、実際の実験では、まったく対策をしないクルマの車内温度が最高55度なのに対して、サンシェードを取り付けても52度と3度しか変化がありませんでした。
車内温度を短時間に冷やすには、エアコンを目一杯つけ、窓を開けて走行することが一番です。55度の車内温度が約1分半で30度以下になります。高速道路などで休憩するときの参考にして下さい。
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