客が自分で商品を精算する「セルフレジ」をちょくちょく見かけるようになりました。コンビニ大手5社は、2025年までに国内全店舗に導入予定のようです。
セルフレジのメリットとしては、(1)初期投資に200万円程度かかっても人件費を大幅に抑えられること。(2)少額の買い物ならセルフレジの方がスムーズに精算できる、などです。
一方、デメリットは、(1)万引きの増加。(2)高齢者や障害者、セルフレジに慣れていない人にとっては使いづらい、などでしょう。
セルフレジ導入に積極的なのがアパレルショップ「GU」で、昨年6月に約20店舗で試験導入して以来、全店舗の約半数にあたる174店で導入済みです。
そこで、会社近くのGUに出向いてみると、その凄すぎるシステムに驚きを隠せませんでした。
通常のセルフレジは、据え置き型かスキャナー型の機械が設置されており、その機械でバーコードを読み取ることで商品の代金を計算します。しかし、GUのセルフレジにはバーコードを読み取る機械が設置されておらず、あるのは前開きの扉がついた謎の箱のみです。
その箱の中にハンガーを外した商品を入れると、次の瞬間には、商品名・点数と合計金額が表示されました。Tシャツ1枚とトランクス2枚で2940円。時間にして約30秒ほどでした。GUの値札にはICタグが添付されており、この箱はICタグを読み取る装置なのでしょう。
中に入れた商品のICタグは一気に読み取れるため、服を2枚買っても10枚買ってもかかる時間は同じです。また、何枚も重なっていても隠れていてもバーコードが正確に読めるようで、人間よりもミスはないとのことでした。
セルフレジ関連に注目!
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを随時承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!