ゲームや映画といったエンターテイメントの世界から始まった「VR」ですが、今では医療や介護などの分野で広く活用されています。
「VR元年」と云われた2016年から1年、「疑似体験」を通じて技量や理解を高め、現実社会の難題に向き合おうという段階に入ったのです。
CTスキャンで撮影した患者の臓器データを基に、VRで患部を3次元化して再現、ホロレンズと呼ばれる特殊なゴーグルを掛ければ、立ち向かうべき臓器が目の前に浮かび上がります。
臓器が立体的に浮かび上がり、指をかざせば、臓器の向きや大きさも自由に調整できます。患部の様子や血管の位置なども詳細に把握することができ、手術に慣れていない人でも要領よく疑似体験ができます。
また、立体データを同時に他の医師や看護婦などと共有できるため、手術の時間短縮や出血量の抑制といった効果も出ています。
さらにVRの活用は医療だけでなく、産業、介護など幅広く実践されています。どれも「若手の技術向上」「や「普通なら経験できないものを知る」という共通項があり、まさに教育分野での可能性が大きいと云えます。
物事には「頭で知る」と「体で知る」がありますが、「体」に関しては「本当に体で理解する」こと以外は、あまり注目されていませんでした。
しかし、このVRを使えば視点のスイッチングを自由にでき、そういう意味でVRは画期的なツールと云えます。
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