五輪は鉄道整備の要因でもあります。1964年東京五輪開幕9日前の10月1日、東海道新幹線が華々しくデビューしました。
東京⇔大阪間の所要時間が6時間半から4時間に短縮され、“夢の超特急”と呼ばれるようになりました。開業後50年以上にわたり「乗客死傷事故ゼロ」を続け、安全性・発着時間の正確さは世界に追随を許さない日本の技術財産となっています。
2020年の東京五輪には間に合いませんが、JR東海がリニア中央新幹線の開業を27年に予定しています。超電導磁石の力で浮上して走る世界初の超電導リニア新幹線で、品川⇔名古屋間を最速40分と現在の半分以下で疾走します。
リニア中央新幹線が発着する品川駅と名古屋駅周辺では再開発が多数計画されています。20年にJR東日本が新駅を開業する予定で、羽田空港へのアクセス向上や周辺地区の開発も期待されます。
また、名古屋駅でも、名古屋市が同駅を国際ターミナル駅にする計画を立てています。さらに、地元の名古屋鉄道も名鉄名古屋駅周辺の再開発に乗り出しています。
五輪が生み出す経済への波及効果は大きく、日本の株式市場に与える影響も果てしなく膨大なものになるでしょう。
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