1月下旬からの2か月間にわたる相場急落には、肝を冷やした方も多いでしょう。しかし、今回の市場急落劇は金利上昇に対する一つの「通過儀礼」と貿易摩擦に対する過剰反応の面が強く、過度な懸念は必要ないでしょう。
まして、こういった局面で自分の持ち株の上げ下げだけに気を取られていると、大きなチャンスを逃がしてしまうことになります。
相場の急落局面には、次の有望株を探す手掛かりが隠れていることが少なくないからです。
4月上旬の今、日本株市場の最大の焦点は、日本企業業績のこれから始まる来18年度の見通しです。あたかも円高で来18年度が減益になるような悲観的な見方も一部にはありますが、実際には経常利益は戦後最長の7年連続増益、かつ3年連続の最高益となります。
言うまでもありませんが、株式投資の醍醐味は、近い未来に向け大きく成長する企業を見つけ出し、株式を購入することによって経営に参画し、その企業が発展することを見守るところにもあります。
昨年末のこのコーナーでもお話を致しましたが、2018年の大きなテーマは「技術革新」と「デフレ脱却」です。
株式投資は「国策につけ」とはよく言われますが、その観点を踏まえれば、やはり「IoT」、「AI」、「5G」、そして「自動運転」、「コネクテッドカード」、「EV」と、これから数年のうちに我々の生活を一変させるような「技術革新」が中心となります。
そして、20年以上続いた「デフレ」からの脱却がいよいよ実現します。これまで業績が順調なのにデフレゆえ、株価が圧迫されていた“低レシオ株”も大きく羽ばたくことになります。
政策に向かいなし。
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