昨年まで毎年、公益財団法人日本生産性本部は、4月に入社する「今年の新入社員」の特徴をまとめ“○○型”として公表していました。(昨年で終了)
昨年29年度は「キャラクター獲得ゲーム型」と命名されたのは、キャラクター(就職先)は数多くあり、比較的容易に捕獲(内定)できたからのようです。
28年度は「ドローン型」。強い風(就職活動日程や経済状況のめまぐるしい変化)にあおられたが、なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を獲得)できたものが多かったようです。
ここ数年の人手不足が深刻になるなかで、就職戦線は「売り手市場」です。就職氷河期と云われた時代の人から見ると、今年の新入社員は「苦労知らず」と映るかも知れません。
因みに就職氷河期だった平成13年度の新入社員は、「キシリトールガム型」呼ばれていました。種類は豊富、価格は手ごろ。清潔イメージで虫歯(不祥事)予防の効果はあるが、味は大差ないです。
一方で、売り手市場であったバブル末期の平成元年の新入社員は「液晶テレビ型」と命名されました。反応は早いが、値段が高く色不鮮明。改良次第で可能性は大、です。
今年の新入社員はゆとり教育を受けた「ゆとり世代」、或いは、高望みや浪費をしない「さとり世代」に属するとされます。
昨年のサラリーマン川柳では「ゆとりでしょ? そう言うあなたは、バブルでしょ?」という先輩と後輩の舌戦を扱った作品が第1位でした。
今歴史のある企業は「バブル世代」「氷河期世代」「ゆとり世代」の3世代を雇用しています。社内の多様な世代が協力し合って成長できる企業が有望な企業なのでしょう。
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