この4月からスマートフォン(スマホ)などを使って離れた場所の患者を医師が診るオンライン診療の保険適用が始まりました。
オンライン診療はビデオチャットで医師が患者と会話しながら診察する仕組みです。受診する患者はスマホの専用アプリで日時を予約します。その際に症状が良くならない、薬がなくなったなど診察を受けたい理由を入力します。
入力した情報は医師に送信されます。患者は病院での待ち時間もなくなり、通院の回数も減ります。
今や1年間に使う医療費の総額である国民医療費は40兆円を超え、「団塊の世代」が全員75歳以上になる25年度には60兆円になると予想されています。
オンライン診療は生活習慣病などで頻繁に通院する患者の利便性を高めるだけでなく、診察を効率化し、医療費の増大を抑える狙いもあります。
高齢化や過疎化の進む地方では、定期的な診察が必要なのに通院が困難な患者が今後、特に増えると見られています。
政府は、成長戦略の一環として遠隔診療を広く認める方針に転換し、医療機関に支払う診療方針の18年度改定でオンライン診療料を新設し、医療機関の取り扱いを後押しします。
このため、オンライン診療を「成長市場」とみて医療機関を支援する業務に企業が相次いで参入しています。
国策、遠隔診療に注目!
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを承っております。
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