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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

観光産業は成長を続ける有望分野

 

外国人観光客が増えているのは日本だけではありません。

1950年に2500万人だった世界の海外旅行者は90年に44000万人、2010年には95000万人、17年も前年比5.3%増の122000万人と過去最高でした。2030年には18億人に達すると予想されています。

 

世界的にも観光産業は成長を続ける数少ない有望分野なのです。

背景は、新興国で中間層が増大していることと、ビザ発給要件などの規制緩和、航空運賃の低下などが要因です。

 

その観光業ですが、直接的、間接的、また誘発的な影響も考慮すれば、世界の域内総生産(GDP)の9%超を占め、雇用者の11人に1人が携わる重要産業なのです。

 

17年の海外旅行者を出国地域別にみると、アジア太平洋からの旅行者が38000万人と欧州(67000万人)に次いで多く、0517年の年平均伸び率も6.4%と高いことが分かります(欧州は3.1%)。

 

なかでも人数・伸び率で他を圧倒するのが中国です。17年、中国人海外旅行者は前年比で約22%増え、11000万人を突破しました。

 

国連世界観光機関によると、海外旅行者の約8割は「域内旅行」です。

アジアの旅行者はアジアを訪れることが多く、欧米やアフリカまでの旅行者は少ないのです。

 

日本が、経済成長著しく海外旅行人気が高まるアジア圏にあることは、大きなプラス要因なのです。日本へのインバウンドは益々増えるでしょう。

 

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