100円ショップの出店攻勢が止まりません。最大手ダイソー、2位のセリア、3位のキャンドゥー、4位のワッツの2018年度の新規出店は過去最高水準の500店舗超となる見通しです。
低価格ショップはインターネット通販の送料引き上げでより割安感が出ており、消費者の根強い節約志向も背景に存在感を増しています。
大手4社の18年度末の国内店舗数は7000店を超える見通しで、過去5年で20%増え、データを比較できる11年度以降、毎年増えております。
総合スーパー(GMS)など商業施設への出店が増えています。GMSはネット通販の影響を受ける衣料品店などに代わり、幅広い品ぞろえで集客力が高い100円ショップにテナントを入れ替えています。ネット通販の送料引き上げも追い風となっています。
ダイソーを運営する大創産業は150店超を出店する見込みです。現在は3150店で、店舗シェアは5割に迫っています。他社の2倍を超す7万点の品ぞろえで若者から高齢者まで広く消費者を引き寄せます。
100円ショップは1990年代末からのデフレ経済下で店舗網を広げてきました。100円ショップ大手4社の2016年度売上高は15年度に比べ6.8%多く、小売りの他の業態よりも伸びています。
100円ショップに注目!
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