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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

「休むも相場」の意味と重要性

 

相場格言に「休むも相場」があります。これには2つの大義があります。心理をコントロールする重要性と相場の動きを冷静に見る判断力です。

 

すなわち、冷静に相場と向き合うためにも常に市場で取引をするのではなく、たまには休んで自分のトレードは勿論、相場全体も冷静に見つめてみよう、という意味です。

 

因みに「売り買い休め」、「売るべし買うべし休むべし」、「売り買い休みの三筋道」といった格言もほぼ同様の意味になります。

 

人間、売買が上手く回転していると、もっと儲けたいと欲がでてきます。また買っては売り、売っては買いを繰り返していると、次に何を買ったらいいのか分からなくなってしまうことがあります。

 

そういうときに無理に売買しても良い結果は生まれません。感情が取引内容にも出てしまい、正確な判断をすることが出来ないのです。「休むも相場」とは、まさにこういう時には小休止しましょう、という教えです。

 

もう一つの相場の動きを冷静に見る判断力とは、相場の動きには上昇相場、下落相場、横ばいの3つの流れがありますが、トレンドは永遠に続くのではなく、どこかで必ず変化します。

 

上昇相場では上手くいっていても、横ばい相場になると、上がると思ったら下がり、下がると思ったら上がる不幸感を味わうことになります。つまり、今までの売買方法が相場に合わなくなったのです。

 

こんな時が「休むも相場」のサインと云えます。自分の得意なパターンでなくなったり、方向が見えにくくなったら、一度冷静になれるよう得意な展開になるまで休んだ方がいい、との教えです。相場のサイクルには休む期間もあるのです。

 

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