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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

冷凍食品は輸出のお家芸

 

冷凍食品の利用実態調査(2018年)によると、冷凍食品を月1回以上使う人の割合が初めて8割に達しました。調査はインターネット上で25歳以上の1万人を対象に4月に実施されました。

 

生鮮野菜の高騰が記憶に新しいですが、調査結果にも表れています。1年前より利用頻度が増えた冷凍食品は、「冷凍野菜」が女性でトップの34%でした。理由は野菜など生鮮品の価格が上がったからが33%でした。

 

財務省の貿易統計によると、昨年の冷凍野菜の輸入量は100万トンを突破し、過去最高でした。10年で約2割も増えています。

 

実際に生鮮野菜の高騰を受けて、「国産の生鮮野菜の代わりに、輸入冷凍野菜調達も増えております。」(農水省園芸作物課)

 

日本の食糧自給率はカロリーベースで38%(2016年度)に過ぎませんが、野菜は76%と高率で、米の98%に次ぐ模範生です。しかし、冷凍野菜の拡大は、輸入野菜を増やし、さらに食糧自給率を押し下げる恐れがあるのです。

 

一方、冷凍食品は輸出のお家芸になります。ターゲットは訪日外国人の帰国後です。日本滞在中に食べた美味しい冷凍食品をその場限りに終わらせるのではなく、帰国後、冷凍食品を入手できるようにして、リピート客になってもらうのです。

 

日本の冷凍食品メーカーの営業戦略に乗せ、ネットで購入可能にすれば一大輸出産業になることも可能です。冷凍食品業界が熱く盛り上がりそうです。

 

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