2月23日の日本経済新聞の「市場点描」によると、「日経平均株価が2万1500円を上回ると上昇ピッチに弾みがつくとの見方が出ている」と載っていました。
日経平均オプションで3月満期のコール(買う権利)の建玉を価格別で見ると、権利行使価格2万1500円が1万3659枚で最多。
日経平均が同水準を超えるとコールの買い手は利益を得る一方、売り手は損失を抱えます。売り手は損失の相殺へ先物を買い建てるため、それが相場を押し上げるとの見立てです。
先物買いで先物が現物に対して一時的に割高になると「証券会社など裁定業者が先物売り・現物買いの取引をするため、現物である日経平均は上昇しやすくなる」としています。
3月8日は先物とオプションを同時に決済する「メジャーSQ(特別清算指数)」。いつも以上の神経戦が繰り広げられそうだとしています。
幸い昨日の日経平均株価は2万1528円と2万1500円を上回ってきました。上昇スピードに弾みがつくか、冷静に対処していきたいところです。
皆様方からの投資相談並びに入会受け付けを随時承っております。
弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!