万国博覧会の開催が大阪・夢洲(ゆめしま)に決定しました。開催は6年後と先ですが、近畿地方では立候補しているIR(カジノ)の候補地決定にも寄与しそうです。
政府は大阪万博の経済効果を約2兆円と見込んでいますが、カジノが実現すれば投資額約8000億円、雇用創出約10万人の一大事業となります。
今、大阪は大きく生まれ変わろうとしています。大阪は府と市がバラバラで「大阪不幸せ」と呼ばれていましたが、府市が一つになることで、単体で行えなかった高速道路など成長インフラの整備、エンターテイメントを中心にした観光事業、再生医療を含めた健康産業を大きな産業の柱にし、取り組みを進めています。
開催地の人工島「夢洲」は現在、車以外に適切な交通手段がありません。大阪万博・カジノに関与して、まずは「交通網の整備」が急務となりますが、その他にも「建設などのインフラ整備」「宿泊施設の拡充」「パビリオン展示」「大阪湾周辺再開発」など近畿圏経済の浮揚に期待が高まります。
また、大阪万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、健康・医療分野における人工知能(AI)の活用など最先端技術を展覧します。京都大学iPS研究所をはじめとしたバイオテクノロジーを研究する学術機関や製薬会社が集積します。
このように、株式投資の観点からも大阪万博は幅広い物色テーマを提供してくれます。万博やIRをインパクトに大阪府が東京2020五輪以降の日本を牽引することになりそうです。
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