新型コロナウィルスの蔓延で、政府の外出自粛要請に従い、日本を支える企業戦士はテレワーク、並びに時差通勤を強いられ、その戦士を支える家族も必死でストレスを抱えながらも、協力し合ってこの危機を乗り越えようとしているさなか、また危機感無しの若者が、今一番の危険地帯の欧州に呑気に卒業旅行。案の定たっぷりのコロナウィルスを輸入してくれました。
この非常時に何で行ったの?の問いに「キャンセル料もったいないから。」あえて言わせていただきますが、このバカ共どうにかならんか?親は何とも言わんのか。
かくゆうおじさんたちもさすがにクラブ通いはやめたようですが、こんな日本の風景にNY在中の日本人が、三週間前のNYを見ているようだと、警笛を鳴らしております。
こんな状態であれば首都封鎖は現実的であろうと、昨日日経平均は引け前四十分ぐらいで六百円の急落。綺麗に戻りの半値押し、24日の窓を埋めました。俗に言うロックダウンを織り込み始めたとも思われます。
しかしながら、そんな中でも必ず物色される銘柄があるのも株式市場であります。昨日申し上げたファンド銘柄の「HANATOUR」は今日もストップ高。指摘の通り逞しい投資家はチャンスを見逃さないんですね。
ちなみにBloombergのインタビューに応じた、これまた超有名な投資家ビル・ロジャース氏は現状たっぷり持っている現金で、米国株ではなく日本株の投資を考えているようです。日本企業は内部留保が厚く、負債が少ないからだそうで、そのなかでも今回一番売り込まれた、観光、運輸、航空などに照準を合わせているそうです。
そういえば昨日のビル・アックマンが買ったのも観光、旅行会社でした。
この世界、生き残ってさえいれば、投資のヒントはいくらでもあり、利益のチャンスは転がっています。
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