昨日の東京市場は、このところ波乱の展開を続けていた原油市場が一旦落ち着きを見せ反発したことから米国市場も反発、これを受け三日連続安の東京市場も、ひとまず反発となりました。
直近の東京市場は当欄でも指摘しておりますが、明らかに新興市場の動きが軽快です。無論、上がるときだけではなく、下げるときもそれなりの動きとなりますが、押し目止まるべきところで止まり、再び高値をトライするトレンドとなっており、個人投資家にとっては儲けやすい展開です。
弊社の調査では、この買いの主体は先物離れのヘッジファンド、並びに国内でも目先の利く中堅ファンドだけかと思いきや、主力の外人投資家でも2016年ぐらいから総じてマザーズ市場の売り越し基調が、今年の年初から微妙に変化してきており、ざっくり買い始めていると、しかも今回の新型コロナの騒動の最中でも顕著に現れていると、昨日のモーニングサテライトで報告されておりました。
今回のコロナショックは経済に大打撃を与えました。しかし市場はすでにこの最悪の経済悪を最悪の値幅整理でほとんど織り込んでおり、今後はコロナの後を見据え、景気や企業業績の悪さではなく、必ずどこかで回復する経済を織り込みに行きます。これが不景気の株高です。その前哨戦が新興市場に現れていると思われます。
話は変わりますが、昨日女優の岡江久美子さんが新型コロナウィルスによる肺炎で亡くなりました。飾り気のない国民的女優さんで、私も同世代で結構なファンでありました。先の志村けんさんに続き芸能文化人で二人目です。
いつまでも手ぬるい外出規制に甘んじているからこういう悲劇が繰り返されるので、何とかもっと強制的に圧力をかける方法はないものかと…。
共産主義の中国は別として、民主主義のドイツやアメリカでもすでに経済活動の一部がスタートしております。だいぶ周回遅れはなはだしい日本ですが、このサイトをご覧になっている分別のある投資家の方は言うに及びませんが、とにかく連休明けまではステイホームで頑張りましょう。
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