新型コロナウィルスによるショック安は、その第一波は個別株については三月のSQで底を打ち、その後一週間ほど遅れて日経225も底を打ったと思われます。
当時は本来株安の避難場所でもある金も大きく売られ、原油も売られていたことを考えると、資産の目減りのスピードが速すぎて、とにかく現金にしろとの思惑が突出していた下落でありました。
さて、これから二番底探りの展開が予想されますが、以前のようなパニックはなく、相場は明らかに材料に敏感な個別銘柄を物色し始めております。日経225に先行して底入れした銘柄に元気が出ており、昨日も弊社推奨銘柄が値上がり率ベスト5に二銘柄姿を現しておりました。
先に指摘させていただきましたが、東日本大震災後その閉塞感からも日経平均は戻っちゃ売られ、戻っちゃ売られを繰り返し、一年ほど戻り高値を抜けませんでしたが、加藤氏(般若の会)の活躍などから、個別銘柄の物色が横に広がり、日経平均とは裏腹に個人等投資家は結構儲けた年を連想させる展開となる予感がいたします。
また、外人投資家に目を向けると、先物離れした結構小回りの利くファンドが、直近大量保有報告書に名前を出してきています。一昨日紹介のビル・アックマン氏の「HANATOUR」もまさしく小型株です。ちなみにウォーレン・バフェット氏は、「デルタ航空」などのコロナショック一丁目の急落株を買っているそうです。これも昨日紹介のビル・ロジャースと考え方は一緒みたいですね。
いずれにしても、日々の値上がり率上位銘柄を俯瞰しても、確実に玉仕込みされている銘柄は出てきていますので、連日お伝えの通り日経平均はそれとしても、個人投資家にとってはそれほど悲観する相場にはなってこないと思われます。
それでも現状の相場は上下は、気持ちが揺らいでしまうほど大きく動きます。今後二番底探りでもその大きな振幅は予想されますが、個人投資家の皆様、必ず生き残ってください。そうすれば投資のヒントはいくらでもあり、利益のチャンスは転がっています。私どもも必ずご協力いたします。
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