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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

決算発表も終了、太い国内資金に付きましょう。

  

注目の1月の米小売売上高はもともと市場予想も0.2%の減少としておりましたが、結果は前月比0.9%減と241月以来の大幅な落ち込みとなりました。昨年末の年末商戦で好調だった業種の落ち込みが大きかったようです。

 

南部の寒波やロサンゼルスの大規模山火事などが一時的要因との見方もあればクレジットカードの負債も過去最大規模に膨らんでいることなどから、好調な個人消費に陰りが見え始めたとの見通しもあります。

 

ただ、直近の米国株式市場は明らかに物色対象が変わり始めているようで、先週末もNASDAQが新高値に買われましたが、牽引役のマグニフィセント7の中では高値を更新したのはメタ・プラットフォームのみであります。

 

ウォーレン・バフェット氏はアップル株を、ドラッケン・ミラー氏はエヌビディア株を売却し、世界最大のヘッジファンド、ブリッジ・ウォーターのレイ・ダリオ氏はテスラ株を大量取得と著名投資家の間でも方向感は様々です。

 

米国市場もトランプ大統領による相互関税の発動を控え、不透明感が台頭する中で、着実な好業績を示す銘柄が買われているようであり、既に現状では割高な水準まで買われているマグニフィセント7の更なる成長、上値は読み辛いのかと思われます。

 

それでも、トランプ大統領はTSMCとインテルの協業を持ちかけており、TSMCがインテルの工場の過半数を持ち分取得する方向で検討に入ったとのニュースが伝わりました。トランプ大統領は米国を半導体の中心地とする構想を持っておりますので、まだまだサプライズの材料は出て来るかもしれません。

 

東京市場も米国同様物色対象は、アルゴリズム取引が先行しますので目先は分かりにくい株価の動きも伴いますが、当欄でも終始徹底しております好決算銘柄主体の個別物色が主流であり、今週以降も変わりませんね。

 

決算発表終了から、国内の太い資金の参入が期待されますので日経平均は横目程度で、各個別銘柄が更に華々しくなると思われます。今週は仕掛けのタイミングかと!

 

 

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