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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

東京市場はレンジの下限、何度も来た道です。

  

世界で一強と言われている米国経済ですが、その経済指標に怪しい数字が続きます。昨日の消費者信頼感指数は7ポイント低下し3年半ぶりの落ち込みとなり、6カ月先の見通しを示す期待指数も3年半ぶりの大幅低下で報告されました。

 

米長期金利は4.2%台まで低下し1月の4.8%台から大幅に低下しました。ここ1週間の景況感の変化からFRBの利上げ回数の市場予想も再び1回から2回が想定されるようになってまいりました。

 

風雲急を告げる展開から米国市場も、ダウ、SP500は目先のテクニカル的トレンドは維持しておりますが、NASDAQは怪しくなってきております。先行して下げたラッセル2000は既に高値から12%下げ調整局面入りとなっているようです。

 

決算も終わっていることから、個別には材料難のところへ、Tariff man(関税男)の本領発揮で吠えまくるトランプ大統領も不透明要因です。

 

各発言から来る欧州との溝も気になるところでありますが、ウクライナの鉱物資源の開発で合意したことはポジティブ材料と思われます。米国とともに開発することはウクライナに米国が駐留することですから、ウクライナ和平にも貢献するものと考えられます。

 

関税は現状では中国に10%が決まったのみで、これも最初の勢いからはトーンダウンしており、他の国は3月を前にこれから本格的に貿易状況、米国への投資状況が調査され大統領に報告されますので、しばらくは方向感の出辛い状況が続くようです。

 

昨日の東京市場もさすがにヒヤッとしましたね。38000円を割れると、昨年11月以来の安値となりました。東京市場も米国がこの状態ですと方向感の出にくい状況が続きますが、もともと個別物色です。

 

本日も中小型株を中心に新高値銘柄は40銘柄も出ております。中には突然動き出す継続疑義に付く2桁銘柄などもありますが、裏付けのあるものもしっかりございます。森は参考程度に木を見てまいりましょう。

 

 

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