来たる7月22日からTOPIX100構成銘柄の「呼び値刻み」の縮小が断行されます。前回は1月14日で、この日からソフトバンクは1円刻みの値付きになりました。
今回は一層衝撃的になっています。
株価が1000円以下の銘柄の呼び値刻みが1円から0.1円になります。
1000円超3000円以下の銘柄は従来の1円から0.5円になるのです。
以前から、日本株の刻み幅は世界の主要市場に比べ、大きいとの指摘がありました。米国や英国では、株価の刻み幅は平均して0.01〜0.1%程度で動くのに対して、日本では株価が100円以下の場合、1%(1円)以上動かないと取引ができない状況だったことに対応したようです。
日本取引所グループは、投資家は売買がしやすくなり、株式の流動性も高まると期待しているようですが、超高速取引の注文比率がさらに高まるのが必至で、逆に個人投資家を蔑ろにしているような気もします。
改良のつもりが改悪にならなければ良いのですが…
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