今週に入ってから一層、株式市場で新興株の活況が続いています。
短期的な利ザヤを狙った個人投資家のマネーが流れ込み、値動きの軽い新興株を狙う構図となっております。
個別銘柄の売買代金を見ても、大型株のソフトバンクやトヨタ自動車よりも、ジャスダック市場の「日本通信」やマザーズの「ワイヤレスゲート」が上回っている状況です。
国内の公的年金の日本株買いには一巡感が漂い、値動きの鈍い主力株に見切りを付けた個人の資金が集中し、一種の“新興株ブーム”になっております。
最近は海外のヘッジファンドも日本の新興株を手掛けるようになっていることから、米国でも似た現象が起こっており、日米の新興株の値動きは驚くほど似ています。米国の代表的なモメンタム株と東証マザーズのチャートを重ねれば、一目瞭然です。
また、通信やインターネットなど人気化しやすい業種も日米共通しています。
カネ余りから、これら新興株の上昇に弾みが付くことも考えられますが、「買われ過ぎ」のサインも一部出てきており、賢明な投資家である皆様方には徐々に「引き際」への意識を持って、投資行動を取っていただきたいと存じます。
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