日本株市場の需給が好転しており、ここから秋にかけて大きく吹き上げる相場展開が予想されます。
6月末時点の信用取り組みが1.14倍と、カラ売りが積りに積もった状態となっています。外国人投資家や個人投資家が売りを仕掛けているのですが、マクロ系ヘッジファンドが買いに転じたことで売り方が耐え切れなくなり、一気に相場が急騰する公算が大きいのです。
このマクロ系ヘッジファンドとは、ファンダメンタルズ分析に基づいた「グローバルマクロ戦略」を主としたファンドのことで、世界経済動向などの経済的な予測に基づき、市場価格の割安・割高を判断し、機動的な投資で収益を狙う組織です。
このマクロ系ヘッジファンドが「日本株売り」から「日本株買い」に転換したのです。しかもマクロ系ヘッジファンドは、日本株買いと同時に為替では円売り・ドル買いを手当てするので、さらなる円安の進行と、それに伴う日本株高がますます期待できます。
信用取り組みに目を移しても、前回、同じように1.14倍まで低下したのは昨年の2月でした。このときも一昨年11月以降のアベノミクス相場で日経平均が8000円台から1万1000円台まで急上昇し、「これ以上は上がらないだろう」と、大量のカラ売りが仕掛けられましたが、売り方の思惑とは逆になり、5月23日に1万5942円まで急騰したことは記憶に新しいことです。
今回も同じ上昇率で動くとすれば、6月末の終値1万5162円の日経平均は、9月から11月にかけて2万円の大台が見えてきます。
あとは、銘柄を間違えずに“上昇相場に乗る銘柄”を確実に仕込んでもらいたいものです。
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