「日経ビジネス」が2年ぶりに実施した『エアライン満足度ランキング』。
エグゼクティブ約6600人が選んだ満足度の第1位はシンガポール航空でした。前回調査では、ベスト3圏外であった日本勢は今回、全日本空輸(ANA)が2位、日本航空(JAL)が3位に返り咲き、失地回復を果たしました。
日本勢2社が評価されたのは「サービス」「運航の安全性・正確性」の2項目で、いずれも日本勢が強さを磨いてきた項目です。
例えば、ANNは「予約の電話がつながりづらい」「ラウンジが混む」といった顧客の小さな不満を潰すことに注力、JALは部門を越えた社員同士が連携し、定時到着率世界一の座を守りました。
4位にはコソトパフォーマンスで高い評価を受けたターキッシュエアラインズ(旧トルコ航空)、5位には上質の座席や快適空間が人気のエミレーツ航空でした。
2020年東京五輪に向けて、政府は日本の空を今まで以上に開いていくと決断しました。こうした新興勢力と既存航空会社との競争は厳しさを増しそうですが、日本独自の「おもてなし」の精神で満足度ランキングの“ワン・ツー”を目指してもらいたいものです。
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