16年相場のスタートです。
12年12月に安倍政権が発足してから日本株は順調に上昇しており、15年6月に日経平均は2万868円まで買われました。
経済を最優先する安倍政権では、今後、3.3兆円規模の15年度補正予算、さらに過去最大規模の来16年度予算が組まれる見通しであり、デフレから脱却し、新たな成長路線を歩むことになります。
さて、2016年(平成28年)は十干十二支(じっかんじゅうにし)で丙申(ひのえ・さる)です。十干の丙は甲(きのえ)から始まって3番目、十二支の申も子(ね)から9番目ですので、まだ老境ではありません。
陰陽では共に「陽」に当たる年であり、しかも「申」は「伸」につながる元気な年回りです。まさに「伸びる」時期なのです。
60年前、前回の丙申の年の当たる1956年は1月に安値、12月に高値を付け、年間で30%の上昇率を記録しました。また、終戦後過去5回の申年相場を見ると、その成績は4勝1敗と悪くはありません。
古くは1776年の丙申は、アメリカが独立宣言をし、アメリカ合衆国が誕生、世界史を塗り替えた年でした。
2016年の丙申はどのような一年になるのでしょうか。
昨年末に大手N証券が開催した内外機関投資家向けの「日本・アジア株フォーラム」の参加者は過去最多となったようで、海外の機関投資家の参加者は約3割増えていました。
外国人投資家の日本株への関心・投資意欲は一層高まっており、再び日本株が世界の主役になる可能性は高いと云えそうです。
さぁ、期待の申年相場のスタートです。
今週から例年恒例の“新春お年玉銘柄”を発表します。
参加希望の方は、お早目に03-3868-2801までご連絡下さい。