あるときは正義の味方♪、あるときは悪魔の手先♪、いいも悪いもリモコン次第♪。―1960年代に放映された人気マンガ「鉄人28号」の主題歌の一節です。小型無人機ドローンのニュースを聞くたびに、この歌詞が脳裏をかすめます。
このドローン、災害やビジネスの現場で活躍が期待される一方、犯罪やテロに悪用される可能性が云われ始めています。
そこで昨年末には、飛行のルールを明確にするため航空法が改正・施行されました。夜間や人口密集地で飛ばすことが禁じられたので、許可がなければ、鉄人28号のように「夜の首都高」や「住宅街」にその姿を現すことはできません。
中東では、ドローンの拡大版のような無人機がテロ組織を狙って攻撃を繰り返しています。「誤爆による被害」などを聞くと、「悪魔の手先」を感じてしまいます。
日本でも犯意を持ったドローンに備え、警視庁は機動隊にドローン対策の特別チームを組織しました。公開されたデモンストレーションの映像を見ると、大きな網をぶら下げた正義のドローンが悪者のドローンを空中でからめとる作戦でした。アナログな方法ですが、安全且つ的確な方法なのでしょう。
28号の歌は「鉄人、どこへ行く」と続きます。
2016年申年は、進化を続ける“ドローン関連”にも注目です。
当社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!