地震や台風などの自然災害では、建物の倒壊や大雨による被害がクローズアップされますが、その後の「災害関連死」への注意も怠れません。
東日本大震災では、関連死の死者数は3676人に上り、死者数全体の約2割にもなっています。その原因は、避難所での衣食住など慣れない環境での生活が体調や持病の悪化を招いています。
被災後の生活のストレスは深刻で、被災した後でも生活の質を落とさない工夫が大切です。
ヘルメットや懐中電灯などの必須品のほかに、防災グッズとして昨今注目されているのが「スーパーフード」です。藻の一種であるスピルリナや、アサイーなどの栄養価の高い食品のことで、少量でも十分な栄養を補えます。
食事以外で被災時に大きなストレス要因になるのが「トイレ」です。大規模な地震の後には、断水になることが多く、排泄物が溜まれば不衛生で、感染症の心配もあります。
しかし、それ以上に重篤な事態の原因となるのが、トイレを我慢してしまうことです。排尿の回数を減らそうと飲み水を減らせば、血流が悪くなり血栓ができるなど、心臓や脳への病気を招くことにもなります。
そのため、断水時でも普段通りに排泄できるように用意しておきたいのが「携帯トイレ」です。バケツなどにかぶせて使い、中の凝固剤で大小便の水分を吸収して固めます。凝固剤のほか、消石灰も入っているので、悪臭の元になる脂肪酸も分解します。
地球温暖化などの影響により、豪雨やそれに伴う土砂災害は今後さらに増えると見られています。いつ、わが身を襲う自然災害が降りかかってくるかは誰にも分かりません。心身を守るための対策は、自分自身で日ごろから考えておきましょう。
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