警備ロボットよりも実用的に犯罪防止効果が期待されているのが『防犯カメラの性能向上』です。
一例を挙げれば、ロシア製の防犯カメラの画像解析システム「ディフェンダーX」は、肉眼では見えない体の細かい振動を光の反射から感知し、画像を解析することで不審者を見極めて、事前に犯罪を止めることができます。
ソチ五輪でも活躍した同システムは十数か国の医療機関や警察が既に導入しており、国内では数百台が販売されています。イベント会場入り口などで手荷物検査時に危険物を持ち込もうとしている人物などを発見できます。
日本国内を見ても既に防犯カメラは300万台以上設置されていますが、2020年東京五輪に向けてさらに増えるでしょう。
街中に有り余るほどの防犯カメラが人々の行動を監視し、犯罪の兆候や態様をリアルタイムで捉える社会はすぐそこまで来ています。
米国や韓国では性犯罪の常習者には再犯防止のため全地球測位システム(GPS)装置を付けて継続的に監視しています。
日本では「人権やプライバシーの侵害に当たる」としてGPS導入に反対論が根強いですが、十分な議論をし、いずれ受け入れられる余地はあるでしょう。
将来的には、AIを活用したロボットや防犯カメラの技術進化により人間による犯罪は劇的に減る可能性は高いです。日本企業には優秀な技術で犯罪者を生み出さない「AIロボット」や「防犯カメラ」を開発してもらいたいものです。
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