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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

相変わらず狭いレンジの上抜けは決算後?

 

日経平均のレンジの動きも、戻り高値を取ったのが6月初頭でありますから、8月に入ると足かけ3ケ月目に突入であります。

 

その間、外人投資家の売買動向も年初から一貫して毎月売り続けておりましたが、7月第2週に久々に買い越しに転じました。ただ、すでに6兆円も売り越している中での僅か1千億円の買いですから、とても方向転換したとは思えません。

 

そんな中で先日、日経新聞の記事に、富国生命の財務企画部長の興味深い記事が記載されておりました。言うなれば第一線のファンドマネジャーと思われますが、「日本株は下がったら買いたい!」「でも、なかなか下がらない。」と本音を漏らしておりました。

 

確かに東京市場の置かれている立場は、昨日の日経レバの空売り、日経ダブルインバースの買い人気に見られるように、外人投資家を含め弱気に見ている投資家が多いことは数字が物語っておりますが、それでも下げない。

 

TVでもお馴染みの大和証券の石黒氏は、リスクオフの金が上昇し、為替が円高に振れて、更に米中対立が激化しても下げない。その上で米国ハイイールド債の上乗せ金利が低水準で安定していることを指摘。

 

当欄でも、再三指摘しておりますが、今までの尺度では測れない事態となりつつあるようです。

 

東京市場は景気敏感株が多いからと、売り越し続けていた外人投資家も、これまでは何とか米国市場で稼いできましたが、富国生命のファンドマネジャー氏同様、東京市場に熱い眼差しを注いでくるのも時間の問題ではないでしょうか。

 

 

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