カレンダー

<   2021年8月   >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

相場は相場の都合、郷に入れば郷に従え。

 

 昨日は米国3指数の反落から、東京市場も寄り付きから売られて始まりましたが、さすがに日経平均も前日まで4日続落で1000円弱の値幅を下げていることから押し目買いが入り、引けは160年高と久々の上昇で1日終わりました。

 

 最近の相場はザラ場高くても引けまで持たないケースが多く、日中200円高、300円高を演じてもあまり高揚感は得られません。テクニカル的にも7月末の27272円を切ると、26000円台半ばが意識されるので本日の上昇は胸を撫で下ろしました。

 

 ついでに日経平均のテクニカル的ポイントで申し上げれば、来週に向けて28000円を回復してくれば、目先逆三尊の底入れが意識されます。逆三尊の底入れは、テクニカル的にも信頼性の高いシグナルなので大いに期待したいところであります。

 

 また、追証に苦しむ惨憺たる状況の東証マザーズですが、67月のIPO市場の惨敗から資金が循環せず、相当の投げ玉が出ており、8月第1週の個人投資家一手売りはこの辺りに起因するものと思われます。

 

彼是4週目に入っている東証マザーズの整理状況ですが、こちらもテクニカル的に覗くと、綺麗な3段下げから久々に教科書通りの陽線包み足を出しております。週足では下値の抵抗体まで、月足では36カ月移動平均線までと、いろいろと底入れシグナルが点灯しております。

 

ただ、TOPIXは連日お伝えの通り大きな持ち合いを崩しておらず、テクニカル的にはいつどちらに放れてもいい形となっておりますが、日経平均、東証マザーズの現在の下げ方に照らすと、この下値抵抗力はいずれ上放れの時期を迎えるものかと思われます。

 

ただその日柄的には弊社のテクニカル分析から申し上げますと、9月に入ってからかとの指標が出ております。であるからこそ逆に現状は個別銘柄に資金は回っております。本日もザラ場を含めストップ高は14銘柄です。個人投資家にとっては日経平均が上がる相場がいい相場とは限りません。

郷に入れば郷に従え!ですね。

 

 

弊社へのお問い合わせは03-3868-2801までお気軽にどうぞ!