既に1年半にも及ぶ今回の新型コロナウィルスによるパンデミックで、我が国上層部の方々(上級国民)は何を学んだのでしょうか。ダイヤモンドプリンセス号から始まったコロナ感染、最初は初めての経験で戸惑ったかもしれませんが、学者先生の意見を取り入れながらも政治優先で一通り処理し、挙句に下船する乗客を公共交通機関で帰宅させるという結末。
また、当初中国武漢から始まった新型コロナウィルスに、台湾はいち早く渡航禁止を実施し初期感染を阻止しましたが、片や日本は中国習近平国家主席の国賓来日に忖度し、震源地武漢からの観光客を簡単に受け入れ、その後感染拡大を招きました。
それでも震源地中国では急遽突貫工事で野戦病院を建設し、1000人単位で感染者を受け入れ、廊下にまで溢れる入院患者に、どこか他人事のように扱っていたのはマスコミを含め、この政治家たる上層部の人間です。おそらく日本ではありえない、ぐらいにしか考えておりませんで、それが1年半たった今になり、やれ野戦病院だ、酸素ステーションだと騒いでいる始末です。
非常事態宣言を乱発すれば治まるとでも思っていたのでしょうか、この非常事態に何一つ国民のための法律改正も行っておりません。話は飛びますが、今回のタリバンによるアフガニスタン、カブール陥落でも日本大使館の外交官(上級国民)12名は、いの一番に英国の飛行機で退避したそうです。
現地の協力者にしてみれば、日本人個人は非常に暖かいフレンドリーは人種でも、政治は冷たく最悪と思われているのではないでしょうか。
そのくせ、政治家の先生方はいざ選挙となり自分のこととなると、今回のコロナ禍、並びに危機に直面しているアフガニスタンでの愚行とは全く別人のように、深謀遠慮に行動されます。
今回総裁選が決まりましたが、各政治家の先生は菅総理に限らず、皆様智慧と行動力を発揮し、総裁選の先の衆議院選挙までしっかり踏まえて戦略を立てておられます。この力をなぜ我々国民のために使ってくれないのでしょうか。
愚痴っぽくなりましたが、うっぷん晴らしに我々は潮目の変わった小型株で儲けてまいりましょう。
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